「遠隔作業者安全管理システム」
高所作業現場や山岳地帯、トンネルなどの作業員の安全をサポート
「遠隔作業者安全管理システム」
インターネットが届かない僻地でも、
特殊回線で通信できるスマートデバイス。
本製品は、一般回線が届かない高所作業現場や山岳地帯、トンネルなどでの通信を実現します。特定のワイヤレス回線(RoLA 回線)を使用し、数百メートルから数キロにわたる通信範囲を確保。本部はリアルタイムで作業員の位置や安否を確認でき、安全管理と効率的な作業支援を提供します。
平成24年度における「建設業における事故の型別死亡災害発生状況」によると、墜落・転落事故は116人と、全体の約50%を占めており、建設業における事故の中で最も大きな割合です(※1)。※1 出典:“令和4年労働災害発生状況の分析等”.厚生労働省 労働基準局.2023-5-23(参照 2024-4-26)
この高所作業での安全対策は、優先して講じなければならない事項であり、労働者の安全を確保し、高所作業における災害を未然に防がなければいけません。
ダム、橋、風力発電、タワー等の高所特殊作業現場(下写真)などの電波が届かない僻地で 技術者の体調や安全確保、安否確認に困ったことはありませんか?
高所特殊作業現場の作業員は本部との通信手段がなく、危険な作業をする必要があるにもかかわらず、本部からの安全や安否の確認ができないという状況はとても危険で不安なことです。
- 01通信サポート
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ネット環境がない場所でも使用できる特殊回線を使ってデータを中継地に送信。
- 02安全管理機能
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会社がリアルタイムで作業員の位置や健康状態を確認し、安全対策を支援。
- 03健康管理サポート
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デバイスからのデータを通じて健康状態を記録し、管理者が遠隔で確認可能。
- 04カスタマイズ対応
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お客様のニーズ、作業要件に応じて、通信デバイスの仕様をオリジナルに設計。
システムの仕組み
- Before
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現状では、特殊高所作業現場では通信手段がない
- After
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新たに特殊回線に対応したスマートデバイスを開発し、
特殊高所作業現場の通信手段を確立。
導入イメージ
- イメージ01山岳地でのインフラ点検作業
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- [状況]
- 標高の高い山間部で送電設備や気象観測機器の定期点検を実施。
- [課題]
- 携帯電波が届かず、作業員の位置確認や緊急時の連絡が難しい。
- [効果]
- RoLA対応スマートデバイスを用いることで、作業員の現在地・状態を本部がリアルタイムで把握することができる。
- イメージ02長距離トンネル工事の安全管理
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- [状況]
- 複数の作業班が同時に進める大型トンネル工事。
- [課題]
- トンネル内はGPSや通常の無線が利用できず、各班の状況が把握しづらいことが想定される。
- [効果]
- RoLA回線により数キロ先まで通信可能となり、各班の状況を常時把握できるようになる。
よくある質問
- カスタマイズは可能ですか?
- ご要望に合わせてカスタマイズが可能です。まずはご相談ください。
- 特殊環境での対応について
- 極低温下などでは動作しない可能性があります。
お問い合わせ
お客様の現場に合わせた仕様のカスタマイズが可能です。
詳細なご相談はお気軽にお問い合わせください。


